海外のバレンタインディは「男女関係なく、お互いを思う気持ちを伝える日」ということで、いつも応援してくださっているお客様に朝枝さん、与いちさんから感謝の気持ちを伝えよう！という裏テーマがありました。とはいえ、おふたりのファンとして、彼らのチョコレート事情は気になるトコロではないでしょうか？

――バレンタインディといえばチョコレートですが、人生で最初にもらったチョコレートのこと覚えていますか？

朝枝：覚えてますよ！　結構、しっかり。こういう（と指先で四角をつくる）形の、明治かなんかの板チョコ。それが大きすぎて食べられなかったという記憶があります。

与いち：えー。それ、いくつくらいの話ですか？

朝枝：２、３歳かな（笑）。

与いち：まさか、それってお母様からもらったチョコレートの話⁉（笑）

朝枝：うん。あれが一番人生で覚えているチョコレートかな。何で覚えてるかっていうと、そのあと鼻血出しちゃったから（笑）。

与いち：すごい、マンガみたいなオチ（笑）。

朝枝：あたたかい牛乳飲んでも鼻血が出るんだよね……。

――さすがに今は出ないですよね、鼻血（笑）？　与いちさんはどうですか？

与いち：僕が覚えているのは、やっぱり女の子からもらったチョコレートです。小学４年生くらいだったかと思います。じゃあ仮名で「レイコちゃん（※）」にしましょうか。
学校にチョコレートを持ってくるのは禁止だったので、当時は『学校が終わってから渡す』という風潮になっていたんです。でも恥ずかしくてなかなか素直にもらえないんですよね……。

※今回、スタッフのひとりにレイコちゃんがいたので、そう設定しました！

朝枝：与いち、何だか可愛いねぇ(笑)。

与いち：「レイコちゃん」はわざわざ僕の家まで来てくれたのに、恥ずかしいから逃げ出して、そのまま町内を追っかけっこ。チョコを渡したい女の子ともらいたくない男子の追っかけっこが繰り広げられました。最終的にはいただきましたけど、リアルな『トムとジェリー』みたいで(笑)。

――朝枝さんも女の子からもらった記憶はあるでしょう？　お母様からもらったチョコレートの記憶がそんなに鮮烈なのに(笑)。

朝枝：ないんですよね……。いやいや、本当に……。あ、でも……。子どもの頃、大きいチョコレートには一目惚れした記憶があります。これ、一枚、俺が食べてもいいんだ！みたいな(笑)。自分の顔と同じくらいのサイズのチョコを、一生懸命銀紙を剥いて食べました。

――それはどなたからもらったチョコレートでしたか？

朝枝：あれは確か……。台湾のお土産か何か。

与いち：お土産かい！！！　とことん逃げますね(笑)。学生時代、たとえば下駄箱に入っていたとか、そういうのはないんですか？

朝枝：うーん……。多分、栃木にはバレンタインディの風習がなかったんだと思う(笑)。

――朝枝さんの難攻不落は相変わらず(笑)。では、いままでもらったチョコレートで印象的だったのはありますか？

朝枝：チョコの中にアルコールが入っているのがあるじゃないですか。あれを子どもの頃に食べたとき、鼻血出しました(笑)。

与いち：もう、すぐに鼻血出すんだから！(笑)　しかも、それは子どもが食べたらダメなヤツですよ、兄さん！！！

朝枝：栃木では大丈夫だったの(※嘘です)。口に入れたら最後まで食べる、手を付けたら全部責任もって食べるというのが栃木の掟ですから……(笑)。というか、今よりずいぶん眉間にシワが寄っていたので、女の子には怖がられてたんじゃないですかね……。

与いち：今よりも？　もっと眉間にシワ寄ってたんですか？(笑)

朝枝：そう。今よりもっと。あ、思い出した。そうそう、チョコもらいましたよ――。一花姉さんから(笑)。「はい、朝七、これあげる♡」って。

与いち：それ、僕も貰いました(笑)。
なんだー。義理だったのかーー。